犠牲祭 Idur adha

spis-mix

旦那さんが転勤でインドネシアに
求職して、春からジャカルタにいきます

9月1日は犠牲祭 Idur adhaでした。

預言者が息子を神に捧げて信仰心を証明したので、今後は山羊や牛などの動物の犠牲てよいとすると神が言ったという話から、山羊や牛を代わりに捧げることになったそうで

・提供者はイスラム教徒でなければならない。(寄付はいいのかな?)
・動物を屠殺するときは頭をメッカの方向にむけて
・撲殺は禁止、動物の意識がある間に首を切る?
などハラルの食材の処理と同じだそうです。

「町中が血生臭いらしい」
「窓を開けても血の匂いがするらしい」
  などなどの《らしい》話を聞いていたのですが、意外と直接見た人は少ない…
犠牲祭には田舎に帰って家族と肉料理を食べるから、休みのドライバーが多いから

しかも今年は三連休だし周りのお友達も旅行にいく人が多く、見たいけど見れない。

アパートから見えるとこにはうしがあつまってきているのがわかります。

歩いていける距離の小さいモスクに行ってみたけど人が集まっている気配なく、奥までは入っていけなかったので、金曜日のお祈り後ドライバーさんにポンドックの大きなモスクに連れていってもらいました。
ドライバーさんが入り口で話をしてくれて中に入りました。
専用の場所なのかな、テントがはられ柵の中には午前中からやって終わってぶら下げられている山羊。

山羊は頭を切り落とさず軽いから、皮だけ剥いだ状態

大きなモスクなので、たくさん牛もヤギもいるのでしょう。
「どうぞ」と言われたので、決まった向きに倒され、お祈りの言葉のあと首を切るところを見ました。
さすがに一緒に行った子供の目は塞ぎましたが……

首を半分切られ、殻だから頭が離れても体は暴れる。
「牛も涙を流すんだ」とドライバーさん。
目を閉じてあげようとする係の人

一応病気がないか調べるのかな?検疫っぽい白衣を着た人もいました。
みんなお揃いのTシャツを着て作業をしています。
若者のグループは、だいたい500gくらいかな、配る分をはかりで計量し袋にいれていきます。

イスラム教徒は一度はメッカ巡礼に行かねばならず、いけない人はかわりに山羊や牛を犠牲に捧げるため寄付するとも読みました。

解体された肉は貧しい人に配られます。

ドライバーさんに「犠牲祭の様子を見に行きたい」というと
「ニョニャ、肉はが欲しいの?」というので、「違う違う」

今は貧しくなくても、整理券をもらえば肉がもらえるそうです。

イスラム教徒は小さい頃から見慣れているのでしょう。

子供は「気持ち悪い、怖い」って言ってましたが、
「いつも食べている肉は同じように他の動物を殺して食べている」
「食べるときは残したりしちゃダメだし、他の動物にも食べさせてもらってるんだよ。感謝しなきゃね」みたいな話になりました。

ちなみに、アホック知事になってから路上での食肉解体が禁止になったので、昔みたく自治体などで路上で解体されることがなくなったため、街中血だらけのような光景は見られないそうです。


sehari-hari

希望していただんなさんの海外勤務が決定し、おもしろそうだから仕事をやめて、子連れで一緒に引っ越しします。 行先は・・・インドネシア

0コメント

  • 1000 / 1000